松本cinemaセレクト スタッフブログ
松本CINEMAセレクトスタッフによるブログです。
『あしたのパスタはアルデンテ』のチラシを置いていただいているお店のご紹介
 

  松本CINEMAセレクトでは、1月20日(金)19:30より、まつもと市民芸術館小ホールで、『あしたのパスタはアルデンテ』というタイトルのイタリア本国で大ヒットした映画を上映します。

 老舗のパスタ会社の経営者一族の物語である本作。タイトルにも「パスタ」「アルデンテ」というイタリア料理ととは切り離せない言葉が含まれていることから、スタッフが普段から食べに行く、松本市およびその周辺のイタリア料理店やパスタ屋さんのご協力で、チラシを置かせていただいています。(ありがとうございます。) 

チラシを置かせていただいているのは、以下のお店(※50音順)です。(なお、すでにチラシが無くなってしまっているお店もあるかもしれません。)

   松本市埋橋2-10-4
   松本市大手2-7-16 滝沢ビル1F
   安曇野市穂高有明5280-4
 ・TAVERNA DIO BOSCO(タベルナ ディオ ボスコ)
   松本市神林2779-3
 ・トラットリア ジラソーレ
   松本市中央1-5-2
 ・DOLCE(ドルチェ)
   松本市浅間温泉1-4-11 
 ・トラットリア プルチーノ
   安曇野市堀金烏川5046
 ・Tremani(トレマーニ)
   松本市深志1-2-5 上條医院ビル地下1階
 ・バール quatre gats (クアトロ・ガッツ)
   松本市中央3-4-16
 ・La Felicita(ラ・フェリチタァ)
   安曇野市三郷温40-1
 ・RISTORANTE al Cielo(リストランテ アル シエロ)
   松本市島立817-1
 ・レストランびーばぁ
   松本市空港東8977-5 

さらに、イタリアンではありませんが、以下のお店にもご協力いただきました(ありがとうございました)。

   松本市筑摩2-14-3

食べに行かれた際にはぜひチラシを手にとって見てください。 

また、営業時間を確認されて、『あしたのパスタはアルデンテ』上映前や後に行かれるのも一興かと思います。 

* * *
 松本CINEMAセレクト上映会
『あしたのパスタはアルデンテ』

     上映日時:2012年1月20日(金)19:30〜(113分)
       会場:まつもと市民芸術館小ホール
      前売券:1400円(まつもと市民芸術館、カタクラモールほかで発売中)
    当日券一般:1800円
     当日学生:1400円
当日メンバーズ一般:1200円
当日メンバーズ学生:1000円
      問合せ:松本CINEMAセレクト 0263-98-4928

 
| 上映会について | 19:13 | - | -
2011年を振り返る
 松本CINEMAセレクトでは、ことし2011年、78本の映画を上映しました。
…数えてみて、思った以上の多さに驚きました。

2月には「『海炭市叙景』の製作に関わった熊切和嘉監督始め函館市民、スタッフ、キャストなどすべての方々」に2010年セレクトアワード最優秀映画賞をお贈りしました。
3月11日の震災の翌日にも上映会がありました。13日の『-玄牝-げんぴん-』では、妊婦さんやお子さん連れの方でも安心して鑑賞できる回を設けましたが、「余震もあるし、家族連れの方は出てこられるかな」と心配したものです。

私見ですが、たくさんの問題が、目に見えてはっきりとしてきた年でした。震災の影響で映画興行がふるわなかった…といった記事も読みましたが、私は「同時代に見ることができて良かった」と思うような、力強い、素敵な、心が震える映画にたくさん出会えた年だったと実感しています。苦しく、不安に思うことでいっぱいですが、だからこそ映画の力を知った一年でした。

監督や関係者の方々など、大勢のゲストにもご来場いただき、映画のことについてたくさんお話をうかがうこともできました。お客さんにも交流の機会になったかな、と思うと、そういう場を作るお手伝いができて、うれしい気持ちになります。


新年は【映画を巡るエトセトラ】で幕開けです。
映画の革命を担った二人の映画監督を追ったドキュメンタリー『ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー』に加え、篠崎誠監督、高橋洋監督をお迎えして『死ね!死ね!シネマ』、『旧支配者のキャロル』(先行上映)を上映いたします。

上映に足を運んでいただいた皆さん、映画を届けてくださった皆さん、ことし一年本当にありがとうございました。
新年がよい年となりますように。
                         (セレクトスタッフ・後町)

ことしの上映作品(かっこ内は監督名)
1月8,9日【第3回ドキュメンタリー駅伝】
『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』(ハイディ・ユーイング)、『アヒルの子』(小野さやか)=小野監督、プロデューサーの大澤一生さん来場、『LINE』(小谷忠典)、『ANPO』(リンダ・ホーグランド)
1月16日『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(白石和彌)=白石監督来場
1月21日『ソフィアの夜明け』(カメン・カレフ)
1月23日『その街のこども 劇場版』(井上剛)
1月30日『へヴンズ ストーリー』(瀬々敬久)=森田晋玄さん(元・人形舞台yumehina)、
坂口一直さん(プロデューサー・長野市出身)来場
2月11日【2010年松本CINEMAセレクト・アワード最優秀映画賞授賞式】
『海炭市叙景』(熊切和嘉)=脚本家の宇治田隆史さん来場
2月18日『クリスマス・ストーリー』(アルノー・デプレシャン)
2月25日『わたしの可愛い人−シェリ』(スティーヴン・フリアーズ)
3月6日『白いリボン』(ミヒャエル・ハネケ)
3月12日『たまの映画』(今泉力哉)
3月13日『-玄牝-げんぴん-』(河瀬直美)="あんしんシネマ”実施
3月18日『スプリング・フィーバー』(ロウ・イエ)
3月19,20日『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』(佐々木芽生)
3月26日『ひろしま』(関川秀雄)=第23回国連軍縮会議応援イベント
4月2,3日【リアル!未公開映画祭】
『ジーザス・キャンプ』(ハイディ・ユーイング)、『金正日花』(N・C・ハイケン)、『クルード』(ジョー・バリンジャー)、『フロウ』(スティーヴン・ネメス)、『ステロイド合衆国』(クリス・ベル)、『ビーイング・ボーン』(アビー・エプスタイン)、『ビン・ラディンを探せ!』(モーガン・スパーロック)、『カシム・ザ・ドリーム』(キーフ・デヴィッドソン)、『ジャンデック』(チャド・フライドリッヒ)
4月8日『ポンヌフの恋人』(レオス・カラックス)
4月16,17日【シネマ・ノーヴォ3+1 ブラジル映画の奇跡】
『マクナイーマ』(ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ)、『夫婦間戦争』(ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ)、『切られた首』(グラウベル・ローシャ)、『名前のない少年、脚のない少女』(エズミール・フィーリョ)
4月22日『トスカーナの贋作』(アッバス・キアロスタミ)
5月13日『世界のどこにでもある、場所』(大森一樹)=「第3回商店街映画祭」入選短編を併映
5月14日『裁かるゝジャンヌ』(カール・ドライヤー)=メンバーズ無料鑑賞会
5月15日【明日の為に<再考>】
『9月11日』(大宮浩一)、『平成ジレンマ』(齊藤潤一)
5月21日『ソウル・キッチン』(ファティ・アキン)
5月22日、6月10日『100,000年後の安全』(マイケル・マドセン)
5月27日『コリン LOVE OF THE DEAD』(マーク・プライス)=プロデューサー、映画評論家の江戸木純さん来場
6月4日『ブンミおじさんの森』(アピチャッポン・ウィーラセタクン)
6月17日『髪結いの亭主』(パトリス・ルコント)
6月24日『悲しみのミルク』(クラウディア・リョサ)
7月8日『劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠)=入江監督、プロデューサーの直井卓俊さん来場
7月14日『ミスター・ノーバディ』(ジャコ・ヴァン・ドルマル)
7月16日『マーラー 君に捧げるアダージョ』(パーシー・アドロン/フェリックス・アドロン)
7月18日『無常素描』(大宮浩一)
7月30,31日【非戦・共生-ともいき-映画祭】
『ひろしま』(関川秀雄)=『奇跡への情熱』(核廃絶プロジェクト)代表プロデューサーの小林一平さん来場、『Peace』(想田和弘)=想田監督来場、『ミラル』(ジュリアン・シュナーベル)=写真家の村田信一さん来場、『ピンク・スバル』(小川和也)、『戦火のナージャ』(ニキータ・ミハルコフ)、『バビロンの陽光』(モハメド・アルダラジー)
8月19日『メアリー&マックス』(アダム・エリオット)
8月26日『アトムの足音が聞こえる』(冨永昌敬)
8月27日『庭にお願い』(冨永昌敬)
9月16日『スリー☆ポイント』(山本政志)=山本監督来場
9月18日『幸せの太鼓を響かせて-inclusion-』(小栗謙一)=「まつよう太鼓JOY」公演
9月25日『ショージとタカオ』(井出洋子)
9月30日『あぜ道のダンディ』(石井裕也)=主演俳優の光石研さん来場
10月2日『あしたが消える-どうして原発?-』(平形則安、溝上潔、里中哲夫)
10月7日『朱花の月』(河瀬直美)
10月19,22日『人生、ここにあり!』(ジュニオ・マンフレドニア)
10月21日『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ)
10月28日『見えないほどの遠くの空を』(榎本憲男)=榎本監督来場
10月29日「ー子ども映画教室ーアニメーションのしくみ」
11月2,3,4,6日【三大映画祭週間】
『恋愛社会学のススメ』(マーレン・アーデ)、『夏の終止符』(アレクセイ・ポポグレブスキー)、『唇を閉ざせ』(ギヨーム・カネ)、『宇宙飛行士の医者』(アレクセイ・ゲルマン・ジュニア)、『キナタイ-マニラ・アンダーグラウンド-』(ブリランテ・メンドーサ)『我らが愛にゆれる時』(ワン・シャオシュアイ)、『終わりなき叫び』(マハマト=サレ・ハルーン)、『ハッピー・ゴー・ラッキー』(マイク・リー)、『中国娘』グオ・シャオルー)
11月11日『光のほうへ』(トマス・ヴィンターベア)
11月25日『ジョン・レノン,ニューヨーク』(マイケル・エプスタイン)
12月2日『明りを灯す人』(アクタン・アリム・クバト)
12月11日『エンディングノート(砂田麻美)
12月16日『UNDERWATER LOVEーおんなの河童ー』(いまおかしんじ)=いまおか監督、キャストの正木佐和さん、成田愛さん、共同脚本の守屋文雄さん、配給・宣伝の直井卓俊さん来場


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『UNDERWATER LOVE ーおんなの河童ー』いまおかしんじ監督ほか、皆さんと忘年会!上映会!
12月16日、松本CINEMAセレクトの2011年を締めくくる最終上映は『UNDERWATER LOVE ーおんなの河童ー』でした。監督のいまおかしんじさん、明日香役の正木佐和さん、麗子役の成田愛さん、共同脚本・死神役の守屋文雄さんと、配給・宣伝の直井卓俊さんをお招きし、「大忘年会」な上映会となりました。上映後のアフタートークでは皆さんに登壇いただき、今作にまつわるあれこれをたっぷりお聞きしました。


ピンク映画でミュージカル、主役は河童というこの映画。観客の方からも「これまで観たことがない映画でした」と感想をいただきました。

最初はピンク映画(全国の成人映画館で上映され、何カ所かにセックスシーンを入れる制約のある低予算映画)として撮るはずが、ドイツのプロデューサーが制作に乗り出し、ミュージカルで、撮影は世界的に活躍するキャメラマン、クリストファー・ドイル…と、「どんどんおかしな方向になっていった」といまおか監督。初めて尽くしの現場で「自分が何をやりたいか、何を撮りたいかが、いいも悪いも含めて『出ちゃった』映画だなと思っている」と話していました。

正木さんは「学生のころから大ファンだったクリスさん(クリストファー・ドイル)と、まさか一緒に仕事ができると思っていなかった。いまおかさんは面白い作品を撮ってる方だなあと思って、そういう二人と仕事ができてほんとにうれしかった」。

成田さんは「ピンク映画の世界に入って5作品目で、自分のなかでも節目。映像になるまで自分がなにをやってるのかつかめなかったっていうのは初めて。楽しかったけど難しくもあって、特別な作品」といい、たくさんの撮影エピソードを披露していただきました。

守屋さんは映画と同じく「死神スタイル」で登場。河童のアイディアはもともと守屋さんが出したといい、「ちょうど水木しげるを読んでて、『河童、いいなあ」と脚本に入れたら、いまおかさんが『いいよー』って」。「なぜ、河童?」との問いに、いまおか監督は「映画は嘘だと思う。嘘は嘘なんだけど、例えば河童がいて、いろんなこと考えて、『ラブレター渡せなかった』って気持ちが残ってて、一緒に世の中を生きてるよって感じ。人間じゃないけど、今この世の中、同じ時代に生きていて、同じ空気を吸っているみたいな感じが、嘘ごとからスタートするとできる」と、とても興味深いお話をお聞きしました。

「急に晴れたりとか、みんなの力がなんとなく集まって、現場はミラクルの連続」「ドイルさんてテストとかさせてくれない。いきなり本番が好き。いまのこの時間を撮ってる、今起こってることをちゃんと撮るって感じで影響された」と、話の尽きないアフタートークとなりました!

いまおか監督は、西村賢太原作の芥川賞受賞作『苦役列車』(監督は山下敦弘さん!)の映画化で脚本を担当。守屋さんが脚本を担当した年明け公開の『キツツキと雨』(沖田修一監督)は、ドバイ国際映画祭最優秀脚本賞を受賞とのこと!どちらもとっても楽しみです。

上映後には本当の「忘年会」で、松本の一夜をみんなでワイワイ(ギャーギャー?)と過ごしました。
皆さん、本当にありがとうございました!

(おまけ)まつもと市民芸術館の「かわいいテーブル(いす?)」でサインに応じる皆さん↓

| - | 22:05 | - | trackbacks(0)
『見えないほどの遠くの空を』榎本憲男監督が来場!
10月28日、『見えないほどの遠くの空を』上映で、監督の榎本憲男さんにご来場いただきました。
榎本さんは劇場支配人、映画プロデューサー、脚本家として活躍し、今作が監督デビューというキャリアの持ち主。アフタートークでは、映画にかかわってきたこれまでの経験や、映画監督としての思いなどをお聞きしました。

「もぎりから始めて、番組編成、プロデューサー…とエンドユーザーから作るほうに向かって行った」と榎本さん。「同じ『見せる』立場で、作る側になるのは?」との問いに「やっぱり楽しい」と話していました。

大学の映画研究会を舞台にした作品だが「実体験ではない」といい、「映画は『ジャンル映画』と、人間関係だけでできているノンジャンルの『ドラマ』とに分けられる。日本映画はこの『ドラマ』が発展しているが、そこから逸脱して、社会の向こうにある名状しがたいものに、視点を導入できないかと作ったのが今回の作品」と解説いただきました。

自転車持参の「輪行」で松本にやってきた、若々しい姿も印象的だった榎本さん。これからも「古典的なものを自分なりに解釈して、何か新しいことができないかと思っている」と語っていました。

榎本さん、ご来場のみなさん、ありがとうございました!

(おまけ)主演の森岡龍さんは、『あぜ道のダンディ』で光石さんの息子役をしていた方ですね…。
| - | 20:05 | - | trackbacks(0)
『あぜ道のダンディ』主演の光石研さん来場!
9月30日、『あぜ道のダンディ』(石井裕也監督)の上映で、主演俳優の光石研さんに来場いただきました! デビュー作の『博多っ子純情』から『Helpless』、『紀子の食卓』など、数多くの映画に出演してきた名バイプレーヤー。上映後にはトークやQ&Aで、撮影現場やこれまでの俳優人生など、たくさんの話をお聞きしました。

『あぜ道のダンディ』では、「石井監督の掲げるハードル高かったので、一個ずつクリアすれば監督の世界観の映画になると思った」と光石さん。「映画はチームで作っていて、それぞれが自分のパートを完璧目指してやる。みんなで一緒にやって、カットがかかってOKが出た時が一番幸せ」と、映画づくりの喜びを語っていました。

俳優業については、「俳優を職業としているので、いただいた仕事はすべてやりたいと思っている」。「これまで印象深かった役は?」の質問に、「『Helpless』はそれまでにない役だった。30代はとんがってがむしゃらにやってた。そういう役がやれるように頑張ります」と、穏やかながら熱く語る姿が印象的でした。

ソウル・ミュージックが大好きで、「生まれ変わるなら黒人ラッパーに」といった発言も!
年明け公開の『ヒミズ』(園子温監督)の父親役についても「久しぶりにああいう役ができたんですよ」とうれしそうに語っていた光石さん。ニコニコと穏やかに話す姿が、とっても素敵でした!さまざまな役柄に挑戦する俳優としての姿勢や、映画への愛を感じたひとときでした。

光石さん、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!


(おまけ)上映日前の26日がお誕生日ということで、壇上でプレゼントも贈呈!お忙しいなか「松本に来てくださってありがとう」の思いも込めました。
| - | 17:56 | - | trackbacks(0)
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